こんにちは。院長森雅一です。
2月も終わりに近づき
日中の暖かさに春の気配を感じる日も出てきました。
まもなくやってくる出会いと別れの季節を
素敵な笑顔で過ごせるように、
今からしっかり検診を受けて
お口の健康状態を整えておきましょう。
さて、タイトルにあります、歴史作家
関裕二をご存知でしょうか?
私はミステリ小説と同様、歴史小説も大好きです。
よくある流れで、
最初は吉川英治や司馬遼太郎からハマり、
高校生の時に梅原猛の隠された十字架を読んで、
こういう歴史の楽しみ方もあるのか!
と感動したのを覚えています。
大学時代や卒業して数年は勉強に忙しく、
一時的に読書から離れた時期もありました。
ようやく仕事に慣れ始めたものの
あまりお金がなかった時期に
一人暮らしの部屋で、
あらためて読書を楽しむようになりました。
ミステリは新本格派ブームで、
島田荘司や綾辻行人、有栖川有栖、
歌野昌午、真保裕一、我孫子武丸、
折原一、原寮、鮎川哲也、
そしてデビューしたばかりだった
京極夏彦などを貪るように読みました。
歴史小説では井沢元彦の逆説の日本史が素晴らしく、
しかし小説家らしい想像力が強すぎて、
信じてはいないけど面白く読めました。
また、「隠された十字架」のような
奈良時代の知的好奇心を刺激する本を
読みたいと探していたところ
関裕二の聖徳太子は蘇我入鹿である
に出会いました。
ちょっとトンデモ本のようなタイトルでしたが、
装丁がかっこよかったので、購入して読んでみたところ
すごく面白かったです。
聖徳太子の色々矛盾していると
感じていた謎がスッキリする内容でした。
その頃出ていたのが、
謀略の女帝持統天皇や鬼の帝聖武天皇など
興味を惹かれるタイトルだったので、
そこから関裕二の本を集めて読みまくりました。
当時10冊程度だった著作が、
今では200冊近くなってきており、
かなりの量ではありますが何とか読み続けています。
そんな関裕二の講演会が
3月23日に大和八木駅前のミグランスで開催されます。
橿原市ということで、
テーマは「神武天皇と邪馬台国」
皆様も歴史の謎解きを聴きに行ってみてください。
また関裕二は奈良好きで、
昔から足繁く奈良に通っている作家です。
奈良県民以上の奈良ツウですので
本を読むと奈良を再発見できる楽しさもあります。
ちなみに最新刊が新説「日本古代」通史です。
読まれたらぜひ、ご感想を教えて下さい。
【医院からのお知らせ】
3月の休みは、5、9、12、16、20、23、29、30日となります。
20日が祝日なので19日は診療いたします。
29、30日は研修に参加するため、
29日は休みとなり、26日は診療いたします。
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